海外在住の日本人には割と知られていることだと思うけど、パスタを茹でるときに大さじ1杯の重曹を加えると中華麺になる。重曹(炭酸水素ナトリウム)はお湯に入れると二酸化炭素が発生してかん水になるから、中華麺っぽい味になるらしい。ちなみに化学式は「2NaHCO3=H2O(水)+CO2(二酸化炭素)+Na2CO3(炭酸ナトリウム)」
何言ってるか自分もよくわかっていないけど、要は重曹を入れれば中華麺が食べられるってことでご理解いただければOKです。
幸いここはイタリア。パスタなら近くのスーパーで山のように売られている。あとは「醤油3、酢3、砂糖2、ごま油1」の割合で混ぜればタレの完成。ハムときゅうりと卵を買ってくれば、立派な冷やし中華が出来上がる。

「科学は生活を豊かにしてくれる」なんて学生の時に言われてもピンと来なかったけど、今ならすんなりと信じられる。
海外に住んでいると日本食が恋しくなるでしょ、なんてよく聞かれるけど、工夫して意外となんでも食べてますって話でした。