イタリア旅行をした人のブログを読んでいたら、民泊した際に家のカギがあけられなくて困ったという話が書いてあった。カギは奥すぎず手前すぎない絶妙な位置でキープしないと回すことができず、カチャンと音がしたからといって開くわけでもない、仕組みがわからない。みたいなことが書いてあった。

こういう難易度の高いカギ、確かにイタリアにはよくある。そもそも、イタリアの家のカギは1回転しても開かない。同じ方向に4回転くらいカチャンカチャンカチャンカチャンと回してようやく開く。カギをかけるときも同じ。奥までカギを差し込むと回らないのもそうだが、多分防犯的な理由からだと思う。急いでいるときはかなり煩わしいけど、安全には変えられない。

そろそろバカンスシーズンになる。

イタリアでは1ヶ月くらい家をあけてずっと海に行く人もざらなので、この季節は泥棒が多いらしい。日本でもそうだけど、イタリアでもミラノなどの都会では隣人の顔をよく知らないこともあるから、引っ越しを装えば疑われることもない。バカンスから家に帰ってきたら、家具がごっそり消えていたなんて話もあるらしい。

こういう形のカギは概して難易度が高い

「知らない人が来ても、門を開けないでください」

こんなメールがアパートの大家から届いたのは昨日のこと。なんでも、電気やガス会社を装ってアパートの敷地内に侵入した男女のグループが泥棒を働いたらしい。その男女は適当にインターフォンを鳴らして応答した人の玄関口まで行き、電気やガスの契約を見直せば安くなる……なんて話をしながら、こっそりと携帯電話を盗んで逃げたのだとか。

その男女はすぐにつかまり警察に引き渡されたらしいが、久しぶりに「そういやここはイタリアだった」という気分になった。

イタリアに旅行に来てAirbnbなどで民泊する方、どうぞお気をつけくださいませ。